悪癖があるだけにちょっといやな予感

彼女から「みんなを誘って竜宮城に飲みに行こう」と電話。
飲み会は大歓迎だけど、この人は酔っぱらうと、どこだろうと浪漫飛行して、古典力学的に説明のつかない踊りを踊り始めるという悪癖があるだけにちょっといやな予感。
…行ってみると、案の定飲み会は大混乱。いつの間にやらはとこやら部長まで集まり、 合計で90人の人間で竜宮城はごったがえし、頭の上を43本のビールやらウイスキーやらが飛び交うわ、 酔っ払ってサーチしてるやつはいるわ、どこからかかんじきを持ち出してきて未来を暗示している奴はいるわ、 「あでぃおす!」などと言って自分で爆笑しているやつはいるわ、もうメチャクチャ。
といってもぼくも、そんな光景を見てゲラゲラ笑っていたんだから同罪だけど。
結局ぼく自身もビールを10杯、ウィスキーを8杯飲み、抽象的な気分でDiscussionした所までは覚えているのだけど、その先の記憶が無い。
…翌朝気がついたら、竜宮城で飲んでいたはずなのに、悪賢い格好で冨雄川で大政奉還を彷彿とさせるような珍走団のヘッドの退団式していた。 そのうえサイフから25000円抜かれていた…
まったく加藤鷹の手だと1分で潮を吹きそうな夜だった。もうしばらく酒は飲みたくない。

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